南ラナオ州マラウィ市にある国家警察マラウィ署で2月27日午後、同署に配属されていた女性警官2人が口論の末、拳銃で撃ち合う事件が発生した。女性警官の一人が胸部を撃たれて現場で死亡が確認されたほか、もう一人の女性警官も銃創を受けて病院に運ばれ治療を受けているという。警察の調べによると、女性警官の一人は同性愛者で、口論の原因は両者の恋愛関係をめぐる「嫉妬心」にあったとの見方が出ている。死亡した女性警官は北マギンダナオ州パラン町の出身で、負傷した警官は南ラナオ州バリンドン町の出身で、二人とも新人警官だったという。国家警察では事件について動機の解明を含めた捜査を進めている。(1日・ピリピノスターガヨン)
女性警官2人が署内で撃ち合い
2025/03/02
