禁煙条例を厳格運用へ
[ 315字|2016.2.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ジェネラルサントス市のロンネル・リベラル市長は、このほど警察当局に対し、市内の公共施設などでの喫煙を禁じた条例を厳格に運用するよう指示した。
同市では禁煙条例が昨年8月に市議会で成立し、それ以来、禁煙キャンペーンを続けてきた。娯楽施設を含む市内の公共の場所で、喫煙が禁じられ、これに違反すると千ペソから3千ペソの罰金が科せられる。
実はリベラル市長自身も、以前はたて続けにたばこを吸っていた。「たばこの害は、私自身が一番よく知っている。禁煙を決めた時は、1カ月以上、禁断症状だった」と市長は明かす。厚生省によると、比では、毎時間あたり約10人が、喫煙によるガンや結核で亡くなるという。(27日・ブレティン)