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　ミンダナオ地方ダバオ市にあるダバオ空港は、フィリピン民間航空局（ＣＡＡＰ）が発行している「国際空港資格認定証」を授与する上で、必要な順守基準を大きく下回っていることが分かった。

　ダバオ空港では、滑走路の安全使用、航空機の離発着の際の支援態勢などで、国際空港と認定する規定がきちんと守られていないという。具体的には、一般車両の侵入が禁止されている空港の施設に自由に車が出入りできるほか、車の運転手には無線交信が義務付けられているにもかかわらず、装備していないなどが指摘されているという。

　ＣＡＡＰの検査官がダバオ空港内に立ち入り、定められた基準の80％が順守されていなければ、資格認定証は発行されない。（22日・ビジネスワールド）