追跡3 銃弾所持事件
[ 2139字|社会 (society) ] 有料マニラ空港での銃弾所持事件から3カ月。「当局の責任逃れ」との批判も
「空の玄関口」のマニラ空港のエックス線検査で、銃弾を所持した覚えのない乗客が呼び止められ、拘束される事件が9月から相次いだ。口止め料を恐喝されるケースもあり、国家捜査局(NBI)は警官やエックス線検査の職員を書類送検。しかし、3カ月たっても刑を受けた職員はおらず、当局の対応は遅れている。空港警察や交通保安局には「責任逃れをしているのではないか」との批判が寄せられている。