ダバオに娯楽税導入
[ 305字|2015.8.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市は、娯楽産業からの税収増を目指して新たな条例制定を検討している。
対象となるのは、映画館、劇場、テーマパーク、コンサート、サーカス、ボクシング、闘鶏など多岐にわたっている。なかでも問題視されているのは、ダバオで根強い人気のある闘鶏が野放し状態になっていることだという。市民の多くが闘鶏に出掛け、お金をかけて楽しむ庶民の娯楽になっている。
ダバオ市議会の遊戯・娯楽委員会が主になって検討しており、対象となる催し物への入場料を課し、その総収入に対し、30%以上の娯楽税を導入する計画という。ダバオ市は年間で総額1億ペソの娯楽税による収入増を期待している。(31日・ビジネスワールド)