鶏肉輸出を促進
[ 323字|2015.8.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
北部ミンダナオ地方の農産物加工の中心地であるカガヤンデオロ市でこのほど、輸出振興フォーラムが開かれ、貿易産業庁の食品農産物局長が「今後2年で北部ミンダナオからの鶏肉輸出を、ココナツ加工品に次ぐ輸出の主産物にする」と講演した。
カガヤンデオロ市にはサンミゲル食品加工など、鶏肉の加工大手が少なくとも12社あり、2014年は鶏肉3500万羽、日本向け北京ダック51万羽などを輸出した実績がある。14年末には欧州連合(EU)の厳しい食品衛生基準も満たすなど、輸出促進には拍車が掛かっている。
同地方のココナツオイルなどココナツ関連の輸出は14年1億2700万ドルだが、これに追いつくよう鶏肉輸出に力を入れるという。(29日・ビジネスワールド)