ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2011.9.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
観光資源開発を目玉に
ミンダナオ地方スルー諸島のタウィタウィ州は、州発足から38年目を迎え、24〜27日に記念行事を開くが、サハリ州知事は傘下の11町長に対しエコツーリズムを目玉に、それぞれの観光資源開発に力を入れ、行事を盛り上げるよう発破を掛けている。
同知事は、州都ボンガオに近いカブガン山の頂に立てば眼下にマレーシア・サバ州の「息をのむような眺望が堪能できる」と観光PRの先頭に立つ。ラキトラキト(最小行政区)近くのボルボク洞窟は、先住民族が住みつき始めたところ。「南のベニス」とも呼ばれる島の町シタンカイもお勧めとか。
肝心の観光客の安全確保については、国軍と地元警察の報告と統計数字まで挙げて「平和で安全な州」を強調した。(5日、ブレティン)