ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2011.9.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ボラカイ島に根強い人気
ビーチリゾートとして海外でも広く知られるようになったボラカイ島では、雨期にもかかわらず観光客が引きも切らない。ビサイヤ地方アクラン州政府の発表によると、今年1〜8月間に同島を訪れた内外の観光客は、前年同期比で12%増の62万2千人を超えた。雨期最中の8月単月でも、同10%増の6万4千人を数えた。観光客が、滞在費や遊興費、飲み食い、お土産などに使った総額は、8月だけでも約132億ペソに上るという。
マルケス同州知事は、「雨が降っても観光客は来る。ボラカイ島には、シーズンオフや端境期がない」と鼻息が荒い。同島には昨年、約78万人が訪れたが、州政府の担当者は来年は百万人の大台を目指す、と話している。(6日、ビジネスワールド)