日本市場向けに新施設
[ 314字|2010.12.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
食肉加工最大手のサンミゲル・フーズ社は、日本の鶏肉需要をまかなうことを主目的とする加工施設をミンダナオ地方東ミサミス州エルサルバドル市内に建設することで、ノーススター・アジア社と合意した。ノーススター側は既に3・7ヘクタールの用地を確保し、1億2千万ペソで施設を建設する。サンミゲル社は、新施設で生産される鶏肉の6割を日本向けに、残りの4割を国内に出荷する計画。
同社のミンダナオ地区経営責任者のアイランデス氏によると、同社は年間400〜600トンの加工鶏肉を日本に輸出しているが、日本側需要の5%程度しか満たしていないという。
「日本側業者も新施設の完成と出荷を心待ちにしている」という。(13日・ビジネスワールド)