北ミをゲートウェイに
[ 311字|2010.12.20|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
国家経済開発庁(NEDA)がこのほど発表した中期地域開発計画(MTRDP)では、北ミンダナオ地域が、フィリピン南部の産業化の核であるとともに、貿易センターとしても位置づけられている。
それによると、同地域の強みとして①集荷中継地およびベンチャー企業②付加価値経済への移行③農産品埋蔵資源︱︱などが挙げられている。
来年11年から16年までのこの5年計画の基本となっているのは、「多極的開発戦略」と呼ばれる考え方で、開発の核となる地域を分散し、相互に競争させることにより全体的な発展を図ろうとするもの。
一方で、同地域における貧困率の引き下げや、雇用率の引き上げも目標に掲げている。(16日・ビジネスワールド)