4町が災害防止活動へ
[ 309字|2010.12.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
国連国際防災戦略事務局(UNISDR)の呼び掛けを受けて、ビサイヤ地方カモテス島の4町が協力して地球の気候変動に伴う災害から住民を守る活動に乗り出すことになった。
同島のサンフランシスコ、ポロ、ツデラ、ピラー各町で、UNISDRが主催する各種のキャンペーン活動に参加するほか、独自に①海岸沿いの地区に防風林を造成②緊急事態に対応するため早期警報装置を設置③教員および青年組織の訓練④海浜の定期清掃ーなどを実施する。
4町長が集まった調印式典の後、アークイラノ同町長は、「気候変動は現実の脅威となっている」として、台風や潮位の高まりによるマングローブや海藻類への影響などを例に挙げた。(15日・ブレティン)