ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2010.12.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海中栽培公園の増設を
ダバオ地方には現在5カ所に海中栽培公園があり、その規模は1500ヘクタールに及ぶが、2015年までに南ダバオ州にさらに2千ヘクタール規模を増設する計画。
国内初の海中栽培公園としては、北ダバオ州ダバオ市対岸のサマール島ガーデン市にあるサマール公園が知られている。
ところが、この公園で捕られ、フィリピンを代表する魚の一つとして国内の需要も多いサバビー(英語名=ミルクフィッシュ)ですら、加工のために遠方のジェネラルサントス市まで運んでいるのが現状である。
増設計画では海中栽培公園の周辺に加工センターの併設も予定されている。計画推進のため初期費用として250万ペソが計上されている。(4日・ビジネスミラー)