ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2010.10.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マグロの生態調査始まる
比の輸出魚トップスリーは、キハダマグロ、メバチマグロ、カツオ。全国漁業調査開発研究所(NFRDI)は、このほど、この3大輸出魚の生態調査に乗り出した。調査は来年8月まで続けられる。
資源保護に欠かせないデータを集めるのが目的で、体長や産卵時期をはじめ、雌雄の割合、生育速度、体長と重さの相関関係などのデータを収集する。
NFRDIプロジェクトリーダーのボグノットさんによると、調査は毎月の連続10日間を選んで行われ、捕獲に適した体長や重さ、成長度などについて一定の基準を定める参考にする。
1〜6月に比から欧州連合(EU)域内の各国市場向けに輸出された冷凍と缶詰マグロの総量は3400万キロ。(14日、ブレティン)