ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2010.5.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
投票日は書き入れ時
ダバオ市長選は、ノグラレス下院議長を向こうに回したドゥテルテ現職市長の娘サラ候補が圧勝したが、10日の投票当日は投票所周辺に店開きした露天商にとっては、書き入れ時の1日になった。
ココナツ(ブコ)ジュースなどの飲み物、トゥロン(バナナを焼きクレープに包んだもの)などの屋台は、場所確保に向けて前日(9日)から投票所周辺の路上に進出。
当日は炎天に加え、投票作業の遅滞で有権者の長い列ができたことから、飲み物や食べ物が飛ぶように売れ、露天商たちは休む暇もないほど。ブコジュースを商っていた男性は「通常の5倍以上は売れた。選挙さまさまだね」と笑いが止まらぬ様子で、「これなら毎年、選挙があってほしいほど」と話していた。(12日・サンスター)