ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2010.5.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
投資誘致に全力傾注
ダバオ市長選でライバルのノグラレス下院議長に圧勝したサラ・ドゥテルテ・カルピオ候補は11日、重点政策について発言、中でも内外企業からの投資確保に向けて全力を挙げる方針を明らかにした。副市長選には豪腕政治家で実父のドゥテルテ現市長が出馬、当選を決めた。これによりダバオ市政は今後の3年間、父娘コンビで進められる。
事実上の当選宣言となった記者会見でサラ候補は、「雇用創出を最重点に据える」と強調した上で、「そのためには投資促進センターを活用、投資誘致を図りたい」との考えを明らかにした。
父のドゥテルテ市長との違いを聞かれたサラ候補は「市政に新風を吹き込む。市民のために懸命かつ誠実に働きたい」との意欲を示した。(12日・ブレティン)