ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2010.3.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
NPAの影響力ゼロ
国軍はこのほど、セブ州の反政府勢力は壊滅したとして州内の安全、平和、秩序維持の主役を自治体当局と国家警察に引き渡した。1日にバランバン町で3者による調印式が行われた。国軍と自治体、国警の代表者は同州の44町、8市が、比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の影響力から脱したことを確認した。
国軍報道官は「(掃討作戦の結果)セブでNPAは安全と平和、開発を脅かす組織的活動機能を停止した」と述べた。また、支援組織が断絶され、活動不能になっていると指摘した。
セブ方面司令本部のクルス司令官は、引き続き反政府分子が投降し、法の支配下に戻るよう努力を継続するとした上、「彼らの福利厚生も関心事のひとつだ」と話した。
(9日・スター)