ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 338字|2010.3.15|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
決闘で決着を
ドゥテルテ・ダバオ市長は先週末、大統領府密輸取締局(PASG)のマティリアノ地域事務所長に対し、PASGが地元業者から金品巻き上げを続けるなら、逮捕すると警告した。政敵のマティリアノ所長が同市長と銃による決闘で決着を付けようと発言したとの報道を受けたもの。
地元の報道によると、マティリアノ所長は「ドゥテルテとは長い敵対関係の歴史がある。わたしが法律違反をしていると言いがかりを付けるなら、決着をつけるため決闘を申し入れたい」としている。
これに対し、ドゥテルテ市長は「彼が地元業者に恐喝まがいの金品無心を続けるなら、個人的にでも逮捕する」と気色ばみ、「決闘するなら背後にいるノグラレス下院議長も一緒だ」と述べた。
(8日・ブレティン)