ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2010.3.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マグロ禁漁で大打撃
大手漁業会社の多くの漁船がジェネラルサントスの漁業会社専用岸壁に係留されたまま。一部は売りに出され、一部は外国の漁業会社用に貸し出された。
中西部太平洋漁業委員会(WCPFC)が決めた2年間のキハダ、メバチマグロの禁漁が1月から実施されたため。この禁漁で、ミクロネシア、インドネシア、パラオ、パプアニューギニア、フィジー、キリバス、ナウル、マーシャル諸島周辺などでのマグロ漁が禁じられ、サランガニ州やジェネラルサントスでは漁業会社を直撃した。年間漁獲高10億ドルを誇るジェネラルサントス市にも大打撃。労働雇用省中部ミンダナオ事務所によると、少なくとも914人が失業、失業者は今後も増加の見通しという。(25日・インクワイアラー)