ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 303字|2010.3.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サンボで給水制限
エルニーニョで水不足が深刻化しているが、水資源委員会によると、サンボアンガ市で給水制限が始まった。
同市水道局は18日から給水制限をスタートさせた。パソナンカ貯水池の水位が低下しているのが最大理由。ロハス同副局長によると、同市は2007年に経験した最悪の水不足以来の渇水状態で、公式に給水計画実施に踏み切ったという。
同副局長は「貯水池の水位上昇は当面、期待できず、この傾向が改善される見通しはない。このため、給水制限実施を決めた」と言う。
計画によると、多くの企業が集中する同市中央部は1日12時間給水に制限。東海岸地区で同10時間、西海岸地区で同9時間となっている。(23日・ブレティン)