ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2010.1.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
19市町を危険地区指定
比の選挙ではライバル陣営襲撃など暴力事件が常態化している。その象徴が昨年11月にマギンダナオ州で起きた大量虐殺事件。このため国家警察など治安当局はこのほど、選挙戦の危険地区を選び、地元警察、自治体などに厳重警戒を指示した。
ダバオ地域では19市町が「過熱地区」「テロ発生可能地区」に指定された。ダバオ市内ではパキバト、マリログ両地区が「テロ発生可能地区」に指定された。同様の指定を受けた他の市町はバンサラン、アゴノイ、サンタクルス各町(南ダバオ州)、モンテビスタ、ラアク、コンポステラ、ニューバタアン、マラグサン、モンカヨ、パンントゥカン各市町(コンポステラバレー州)など。治安当局はこれら地区で警戒を特に強化する。(11日・サンスター)