ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2009.8.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コーリー像建立を計画
コラソン・アキノ元大統領の死去を国民が悲しむ中、セブ市のトマス・オスメーニャ市長は3日、「コーリー(元大統領の愛称)の功績を忘れないため、銅像を建立したい」との考えを明らかにした。
同時に市長は「セブ市にはアキノ夫妻の名前を付けた通りがまだない」とした上で、市議会と話し合い、夫妻の名を冠した通りをつくりたいとも語った。また、銅像には「永遠の灯」も置き、祖国に民主主義を回復させた元大統領の功績をいつまでもたたえたいとしている。
市長によると、アキノ元大統領とセブ市には「深い関係がある」という。1986年2月、マルコス元大統領と大統領選を戦っていたアキノ元大統領の身辺に危険が迫り、同市内に身を隠した経緯があった。(3日・サンスター)