ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2009.7.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
死体の一部など発見
ダバオの処刑団による殺人事件を調査している人権委(デリマ委員長)はこのほど、処刑団の犠牲者とみられる骨や皮膚など、数人分の人体の一部を市内の個人所有地で発見した。同地が処刑団の死体遺棄場となっていたもよう。
同委調査団はマニラ地裁の捜索令状に基づき3日、ダバオ市内の問題の土地を国家警察特別捜査班の協力で発掘した。
この私有地は元警察官が所有者で、発掘2日目には弁護士と称する男性らが現れ、半ば脅迫して作業の中止を求めたが、発掘は令状に基づき続けられた。同所は75度の急傾斜道を約5分上った場所にあった。周辺には人為的に造られたとみられるクリークなどもあり、人骨らしき骨の投棄が見られた。(8日・スター)