ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2009.6.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ダバオ、イロイロに注目
世界同時不況下、これといった基幹産業のないフィリピンにとり、国民の英語力を生かせるコールセンターなどビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業は願ってもない雇用維持・拡大を支える分野となっている。
欧米系のBPO企業が比に上陸する中、コールセンター設置都市として今、注目されているのがダバオとイロイロ両市。英語だけではなく、米国文化も浸透しているため、コールセンターを利用する米国消費者にとって違和感を感じさせない利点も備えている。
これに加え、インド・バンガロールといった従来の進出地に比べて、人件費なども安く済む。こうした「好条件」を評価され、BPO企業から特に両市が注目されているという。 (26日・サンスター)