ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2009.6.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
友人殺害の男性に終身刑
西ネグロス州のバコロド地裁はこのほど、酒を一緒に飲んでいた友人にいきなり切りつけ、殺害した罪で起訴されていた比人男性被告に、「犯行は残虐」として終身刑と弁償金七万五千ペソの支払いを言い渡した。
判決を受けたのはウィルフレド・アリセン被告。判決によると、同被告は二〇〇六年七月二十九日夜、同州ムルシアの友人宅で一緒に酒を飲んでいた際、突然刃物を取り出し、友人に切りつけて殺害した。同被告はその場で捕まり、地元警察に引き渡された。
同被告は公判で「殺意はなく、自己防衛だった」と無罪を主張。しかし、この日の判決で裁判官は「被告は無防備の被害者にいきなり切りつけ、反撃の機会も与えず、犯行は残虐」と述べた。(25日・サンスター)