ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2009.5.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
SMがジェンサン進出へ
ボクシングの国民英雄、パッキャオ選手の出身地としても知られるジェネラルサントス市に、国内最大手の小売り業者、SMプライム・ホールディングスが進出を計画、同市内に敷地四ヘクタールを確保する契約を結んだ。
ライバルのロビンソンズが年内に大型商業施設をオープンさせることから、SMもこれに対抗、進出を本格化させることになったとみられる。
SMが確保した敷地の貸借期間は五十年だが、建設する商業の規模や入居店の種類など具体的な内容は明らかにされていない。
市当局者は「ジェネラルサントス市の将来性を見込んだ表れ」とSM進出を歓迎する一方、同市商工会議所会員からは、「中小商店が影響を受けかねない」と懸念の声が出ている。(19日・サンスター)