ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2009.5.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
故法王記念タワー
西ネグロス州バコロド市で、一九八一年に同州を訪問したローマ法王、故ヨハネ・パウロ2世を記念するタワー建設計画が進んでいる。七階建てとなる同タワーは建設後、バコロド教区に寄贈されるという
建設計画を進めているのは地元の不動産開発会社のパランカ社長で、建設費は六百万ペソに上る。タワー内には土産物店、同教区博物館、信者の祈りの場も設けられる。
このほか最上階は望遠鏡を備えた展望台となり、隣接するパナイ、ギマラス両島やビサヤ地方の最高峰、カンタオン火山などが望めるようになるという。
また、タワー最上部には電光設備のある十字架も設置され、ギマラス海峡を航行する船舶には灯台代わりにも利用される。(29日・サンスター)