ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2009.5.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
特別経済区設置に尽力
イロイロ地方出身のサンチャゴ、ロハス両上院議員がこのほど、地元経済の開発、振興に向けた特別経済区(エコゾーン)設置法案を提出した。法案が上院で可決されれば、比経済特区庁(PEZA)が電力、道路などのインフラ整備に取り掛かることになる。
イロイロ市内には大型商業施設などを対象にした特別経済区が既に設けられている。ロハス議員らの法案は情報技術(IT)産業誘致、およびオフィスビル建設を中心にしている。同議員は「地元中小企業の活性化につながり、雇用機会も増える」と話し、特区設置による地元産業振興に期待を寄せている。
メガワールド社がこのほど、敷地五十四ヘクタールのイロイロ空港を買い取り、IT産業誘致に向け整備を進めている。(28日・サンスター)