ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2009.4.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法駐車に批判相次ぐ
東ミサミス州カガヤンデオロ市の市会議員たちから「交通違反取り締まりが機能していない」との批判が起きている。きっかけは市会議員の所有するスポーツカーと、路上駐車しようとした大型トラックとの事故。議員は「交通違反を市条例に沿い厳しく実施すべきだ」と憤慨。
これには賛成議員も出たが、問題は交通取締員と違反車をけん引するレッカー車の不足。現有の取締員は計百三十人で、一日当たり三交代制で違反に目を光らせているが、市全域での取り締まりまでは不可能。
レッカー車も大型用は故障中で、予算不足から早急の修理は不可能という。これに対しハラウラ市長は「一貫性ある交通取り締まりを実施する」と弁明に躍起。 (22日・サンスター)