ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2009.4.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
比のマグロ業界が進出
マグロ産業の拠点、ジェネラルサントス市が今、パプアニューギニアとの経済関係を強め、マグロ缶詰工場建設などを進めている。
これにより、両国の貿易額は二〇〇一年の五千百万ドルから、〇七年には一億三千百万ドルと二倍強に拡大した。また、同国のソマエ首相がこのほど比を公式訪問し、漁業部門での合弁会社設立促進に向けた覚書も交わした。
比マグロ業界の主要進出地は、パプアニューギニア中北部にある南太平洋のビスマーク海に面したマダンで、比の大手漁業会社RDグループがRDトゥナ缶詰工場を建設、操業している。同工場が現地従業員三千百人を雇用していることもあり、グループの総帥、リベラ社長は同国の駐ミンダナオ名誉総領事を務めている。(17日・サンスター)