ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2008.12.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
爆竹販売禁止へ
全国で大みそか用の爆竹などを買い求める客が増える中、セブ州西部のトレド市で二十一日、バスターミナル内で営業していた花火店から出火、大量の爆竹などが破裂、周辺に大音響をとどろかせた。爆竹での負傷者はなかったが、大破裂音に驚いた通行人らが一斉に逃げ出して混乱となり、転倒した数人が骨折などのけがをした。
この事故を受けて同市は繁華街での爆竹販売を禁止する方針を固めた。これまでの調べで、原因は子供のいたづらかタバコの火の不始末の両説が出ており、トレド署が詳しく捜査している。
また、同市は花火店を公共墓地のある地区に移転させることを決めたが、これには店主たちが「そこでは人出がなく商売にならない」と抵抗している。(22日・サンスター)