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　イロイロ市議会はこのほど、同市で開くロックコンサートなどの公演に課していた税率を三〇％から外国人芸能人で一〇％へ、国内芸能人で五％へとそれぞれ大幅に引き下げる法案を可決した。

　イロイロ市は今回の措置で、国内外の多くの芸能人が同市を訪れ、公演の機会がこれまで以上に増えるよう期待している。

　見直しのきっかけは、同課税率が首都圏など他の都市と比べて極めて高く、そのため、特に昨年以降、国内外の芸能人がイロイロ市での公演を相次いで敬遠したこと。

　減税法案の起案者となったトゥパス市議は、「市民は国内外の優れた芸能人の公演を楽しみにしている。この税率引き下げで、市民の願いがかなう」と胸を張った。（23日・サンスター）