ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2008.12.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
町埋める黄色いリボン
東ダバオ州の町、マティの大通りなどが黄色いリボンで埋め尽くされている。マティはこのほど、最高裁判所決定によって「市制」を無効とされた。このため、同決定の再考と「市制」復活を求め、シンボルに「黄色」を採用、町中を黄色一色で埋めている。
黄色のリボンが飾られいるのは通り沿いに立つ電柱、それに建物などにも取り付けられている。ミッシェル・ラバト町長も「市制復活を求める住民の気持ちを大切にしたい。最高裁決定が覆るよう願っている」と話し、洋服に黄色のリボンを付けて業務をこなしている。
同決定で「市制」を無効化されたのはマティのほかに、全国で十五町あり、それらの町でも「市制」復活を求め黄色キャンペーンが広がっている。(5日・サンスター)