ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2008.7.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
評価の食い違い
ダバオ市はこのほどアジア経営大学院(AIM)の都市競争力調査で国内総合一位に選ばれたが、世界銀行の民間投資部門、国際金融公社(IFC)が五月に発表した同様調査の「起業の簡便性」という項目で二十一都市中、十九位だったことから評価が違いすぎると物議を醸している。これに対して、IFC当局者は十日、AIM調査が企業関係者の認識を基礎としているのに対し、あくまでも都市の法制や手続きの整備状況を判定したもので競争力とは関係ないと弁明した。
IFC調査によると、ダバオ市では、起業に必要な二十三項目の手続きを完了するのに四十二営業日がかかるとしており、同市当局としてはあらためて事務手続きの迅速化が求められそうだ。(11日・サンスター)