ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 292字|2007.7.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ダバオの海を守る
ダバオ市議会はこのほど、海洋保護区条例を採択、ジンベイザメなどが遊泳するラサン・ブナワン(四百十五ヘクタール)、ウミガメ生息地のドゥマラグ(二十七ヘクタール)、サンゴ礁が健全なセントロ・アグダオ(二十一ヘクタール)の三地区を保護区に指定した。
今後、この条例に基づいて、マングローブや海草繁茂地、サンゴ礁、海岸線などを保存するとともに絶滅の恐れがある海洋生物の保護を実施する。
しかし市議会のアビラ環境天然資源委員長によると、今回指定された三地区は保護指定すべき市内海洋の〇・二%にすぎず、バゴ・アプラヤ、シラワン、ビヌガオ、リサダが次の候補地という。(30日・ブレティン)