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　ダバオ市と中部太平洋に浮かぶパラオ共和国の首都コロールとの姉妹関係が結ばれ、市制施行七十周年記念日の十六日にダバオ市内のホテルで正式調印式が行われた。

　ヨシタカ・アダチ州知事はじめ三十人の訪問団が列席、ドゥテルテ市長は演説で、「誰もが勝者になる」ような相互の文化関係を建設したいと強調した。これに対してアダチ州知事はダバオからパイナップル、バナナ、パパイヤ、マンゴーなど果物を輸入したいと経済交流に期待を表明した。両地間に月一回の船便が往来することになる。

　パラオは二十世紀前半に日本の統治時代が長く続き、日本名の住民も多い。歴史的に日本と切っても切れないダバオ市との姉妹関係は何かの縁を感じさせる。（17日・サンスター電子版）