ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2007.2.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ボラカイの児童売買春
国際的な児童人権団体、ECPATはこのほど、比有数の観光地、ボラカイ島で児童売春の実態を調査、韓国を筆頭に日本、フランス、ドイツ、英国、中国、英国から買春観光客が集まることを突き止めた。もちろん比人の客も少なくない。
二〇〇四年の聞き取り調査では、十七歳以下の少女十一人と少年三人が性的搾取の状況を訴えたが、相手はほとんど外国人。三十分から終夜、付き合って報酬は千五百︱五千ペソ。一日に二人以上の客を取ることもある。子供たちは何も知らない家族に稼ぎの一部を送金していた。性的目的の観光客の中には少年を求める同性愛者も少なくなく、「レディ・ボーイ」が相手をするが、暴力や差別の対象になりやすいとか。(22日・サンスター電子版)