ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2007.1.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤでも水害
東部ビサヤ地域では昨年十二月から二週間にわたって豪雨が続き、泥流や地滑りが各地で発生、少なくとも十二人が犠牲になった。
北サマール州では六町が災害地域に指定され、十一日までに各地で計十一人が地滑りや洪水などで死亡した。南レイテ州のソゴド町では九日、山間部を泥流が襲って民家が埋まり、七十九歳の女性が死亡、二人が生き埋めのまま行方不明。捜索中の国軍部隊は二次災害の恐れが高まって作業を中止した。
豪雨は南サマール州にも広がり、東サマール州に通じる国道の沿岸道路は土砂崩れなどで寸断され、重要なバイレイ橋も流出の危険が生じた。公共事業道路省現地事務所は十三日から同道路の通行を禁止した。(11、13日・ブレティン)