ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2007.1.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ警察のボス交替
セブ市警察本部長を満二年七カ月務めたメルヴィン・ガヨティン警視が三日、第七管区警察本部に異動になり、パトロシニオ・コメンダドール警視正(同局情報部長)が後任になった。東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を十日後に控え、セブ最大のお祭り「シヌログ」も近い時期の治安首脳交替だけに驚く人も多かった。
通常より半年以上も長くセブの治安を預かったガヨティン警視は業績を挙げたが、すっきりしないのは市内で私刑団が横行したこと。しかし、十四日から統一選挙を五月に控え、公務員の人事凍結が始まるので異動が急がれたらしい。新本部長は国立警察学校出のエリートだが、着任早々、市内で大型強盗事件二件に見舞われた。 (3日・サンスター電子版)