ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2006.12.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
あったテロ情報
セブでのASEAN首脳会議が延期された理由はテロ情報ではないかと詮索されているが、三人の治安担当者がイスラム過激派、アブサヤフのテロの動きがあったと匿名で証言した。八月、スルー州ホロ島にあったアブサヤフの根拠地で発見されたCDのアラビア語データを解読したところ、セブとは特定していなかったが、都市部で十二月にテロ攻撃すると書かれていたという。
大統領府のゴンサレス安全保障担当補佐官は、確かに国際テロ組織、アルカイダにつながるグループの動きについての「情報」はあったが、延期の相談が大統領からなかったとし、理由は天候だと強調した。当時、マニラ首都圏でクーデターのうわさも広がっていた。 (14日・サンスター電子版)