ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 298字|2006.12.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
パーティーがおじゃん
トレニャス・イロイロ市長は十三日、市議会が認めたクリスマスパーティーの予算支出五百万ペソを使わないと宣言した。
同市では市内のホテルで大パーティーを開くとともに、市役所従業員約三千人に食費や交通費、雑費などを支給する予定だったが、一切ご破算になった。清掃員など臨時雇員も呼ばれていただけに失望の声が広がった。
この突然のお触れに市役所の部署で慌てるところも出て来た。公金でパーティー用の食券や福引き券を用意したり、パーティーにバンドや歌手を頼んでいたりしていたからだ。
自前でパーティーをやる部署もあるが、原因は地方ラジオ局が冗費として市政批判したためらしい。(15日・サンスター電子版)