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9月18日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 316字|2006.9.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

百年の恨み

 「米植民地時代の虐殺行為を謝罪してほしい」︱︱。スルー州ホロ島で十一日、開かれた米軍との対話集会で、ビリアヌエバ神父がこう切り出した。一九〇六年三月、米軍兵士がホロ島のタウスグ人千人以上を虐殺し、その多くが女性や子どもだったという「ブドダホの戦い」から今年で百年になる。

 島の教会に来て八年の同神父は「米国は平和を望むなら、虐殺は過ちだったと言うべきだ」と主張。これに対して、米合同作戦部隊指揮官のジェームズ・リンダー大佐は「歴史の人質にならないでほしい」と述べるとともに米国の人道援助を強調した。米大使館のアシュビー文化担当官は「今の米国は民間人の損害を避ける努力をしている。本国政府に伝えたい」と補足した。(12日・スター)

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