ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2006.9.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
白昼の惨劇
十二日午後二時ごろ、セブ市パシル・バランガイ(最小行政区)でマリッサ・アベリャナさんが夫や子どもと一緒にバスケットボールのコートに向かっていると、バイクに乗った二人組が道を塞ぐといきなり発砲、マリッサさんは顔などに銃弾を浴びた。夫のアベルさんが犯人を追おうとしたが、再び発砲されてあきらめた。
マリッサさんは病院で死亡したが、十人目の赤ちゃんを出産したばかり。アベルさんは妻が撃たれる心当たりは全くないとして、違法薬物取引に関連したのではないかといううわさを打ち消した。犯人は覆面をかぶり、バイクを運転していた男はヘルメットという典型的な私設処刑団の服装。バイクにはナンバープレートが付いていなかった。(13日・ブレティン)