ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2006.9.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マンゴーの対日輸出
比産マンゴーの対日輸出が危機にさらされている。
マンゴー輸出大手のダイアモンド・スター社の幹部らがこのほど明らかにしたところによると、日本政府は生鮮マンゴーの検疫で、残存農薬についての基準を従来より厳しくしたため、輸出量が減ってきている。加えて、メキシコ、ブラジル両国が最近、日本市場に進出している。日本政府は近く、インドからのマンゴー輸入を新たに許可する方針だという。
このため、業界団体の「ミンダナオ果実産業開発評議会」は米国際開発局(USAID)などの支援を受けながら、マンゴー生産農家に対して、日本など輸入国の食品安全基準に適応するよう、農薬などの使用について指導を強化していく方針だという。(28日・ブレティン)