ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2006.9.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
地下室で5人水死
セブ市マボロ・バランガイ(最小行政区)で起きた洪水で三十日、地下室に閉じ込められた女性二人、子供三人の計五人が死亡した。ボホール州の出稼ぎ先から戻った犠牲者の夫は「二度と悲劇が繰り返されないよう」に、市役所に川の底さらいをして欲しいと訴えた。
同日午前一時ごろ、マボロ地区を流れる堀割が豪雨で増水し、泥流が近くの民家に流れ込んだ。泥流は一時、約二メートルの深さに達した。託児所の臨時保母をしていたプレシラ・バラガポさん(35)一家五人は借家の地下室に住んでいたが、部屋の前のコンクリート壁が濁流で倒れてドアーが開かなくなり逃げ遅れた。セブ市警察は五人は水死、あるいは感電死とみて司法解剖を急いでいる。(31日・サンスター電子版)