ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2006.3.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
怖い国軍のレッテル
東、西ネグロス州のジャーナリスト連合「アーティクル3」は二十三日、国軍中部司令本部の戦闘命令書にアクシオン・ラジオ・バコロド局(dyEZ)のフリウス・マリベレス報道局長が共産分子としてリストアップされていることに抗議した。
国軍は同局長を左派政党バヤン・ムナのネグロス支部書記長であるとして、「比共産党とその軍事部門、新人民軍(NPA)の高位指導者」リストに加えていた。しかし同局長は「現役のジャーナリストが政党の書記長を兼務できるはずがない。職業倫理にも反する」と否定した。
「アーティクル3」の声明は「国軍がリストからマリベレス氏の名を消さない限り、氏の生命と職業活動の危険が去らない」と訴えた。(24日・インクワイアラー)