ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2006.3.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
フィリピン発見の地
マゼランのフィリピン発見の地はレイテ湾の入口に位置する東サマール州ホモンホン島。上陸したのは一五二一年三月十六日で、島が属するギウアン町が四百八十五周年記念式典を挙行した。
町役場職員は「これほど重要な催しが広く知られず、中央政府から支援がないのは全く残念」と不満顔。クワン町長は国立歴史研究所と観光省に対して国の重要な歴史行事にして観光事業に利用したいと要請しているという。
東サマール州庁では、ホモンホン島を「キリスト教がフィリピンに入った最初の地」として宣伝したいという。「長い航海の後、マゼラン一行にいた司祭たちが復活祭のミサをしなかったなんて考えられない」というのが、その根拠だそうだ。(22日・ブレティン)