ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2005.11.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
犯罪都市セブ
中部ビサヤ地域平和・秩序評議会定例会議が十二日、セブ市で開催され、国家警察が提出した今年十月末までの域内犯罪件数は七千五百件で、前年同期より千五百件以上の急増ぶり。
うち四四%がセブ市内で発生、次いでセブ州の二八・五%、ボホール州一二・七%、東ネグロス州七・八%、マンダウエ市六・三%。
会議では、犠牲者数が百三人に上る、セブ市の私刑殺人事件が問題になり、隣接のオウアノ・マンダウエ市長が州の外国投資誘致にもイメージが悪いと文句を付けた。
ガヨティン市警察部長代行は「セブに殺人都市などと命名したメディアが悪い」と責任転嫁。犯人を検挙できないのは、被害者の遺族が協力してくれないからだと弁解した。(13日・スター)