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11月7日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 322字|2005.11.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

銃声で明ける断食月

 ミンダナオ地方のイスラム教徒は三日、ラマダン月明けを祝い、各地で発砲や爆竹、花火の騒音が耳を圧した。マギンダナオ州コタバト市では同日明け方から約五千人が市内二カ所の広場に集まった。

 断食明けを祝う「エイド・アルフィトル」の三日間、発砲で喜びを表現する習慣があり、高位の聖職者ジャファール・アリ師が「イスラムの教えにそぐわない」と諭すが、ほとんど効き目なし。

 同市パブロカン2バランガイ(最小行政区)に住む男性(37)は隣人の発砲を制止しようとして間に合わず、四五口径の拳銃の弾丸で手のひらを撃ち抜かれてしまった。近郊のカランガナンでは、男性(26)が強力な爆竹を投げる前に、爆発が起きて大けがしたという。 (4日・インクワイアラー)

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