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　国軍が十八日発表したところによると、第四師団直属部隊と第四〇一歩兵旅団は十七日、ダバオ地域コンポンステラバレー州ラアク町の森林地帯で比共産党軍事部門の新人民軍（ＮＰＡ）部隊と一時間以上にわたり銃撃戦を展開した後、ＮＰＡの基地を占領した。基地からは大量の銃器、地雷、医薬品などが押収されたという。国軍側の負傷者は一人。

　ＮＰＡは九月中旬ごろからミンダナオ島の各地で攻勢作戦を展開、国軍側は受け身で終始していた。

　同地域を担当する第四師団長のボコボ准将は「カラガ地域と南ミンダナオのＮＰＡは大きな打撃を受けた」と語った。敗退したＮＰＡ部隊は南ミンダナオ地域委員会（ＳＭＲＣ）所属とみられる。（19日・ブレティン）