ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2005.6.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
頼みはスポーツ客
スポーツ観光客を狙え︱︱一昨年のダバオ国際空港と今年二月の爆弾テロで激減した外国人観光客を取り戻そうと南部フィリピン観光評議会(SPTC)とダバオ市観光協会が新作戦を開始した。
ダイビング、ゴルフ、加えて射撃がお目当ての観光客を呼び込もうという戦略で、SPTCのモンテマヨール会長は「スポーツ好きは治安を気にしない」という読みだ。
日本人観光客四十五万人のうちダバオ訪問者は三万人を割る。一時は大にぎわいだった韓国人もすっかり減った。
このほど観光省の音頭で韓国、日本、香港を訪れ、スポーツ観光都市ダバオのイメージを売り込んだ。近くフィリピン航空と提携して、スポーツ観光客専用のチャーター機を飛ばすという。 (20日・インクワイアラー)